- ニートの人生は楽ではあるけど、親にも心配かけているし、そろそろ本当に就職しないとヤバイなぁ…。最近は未経験からITエンジニアとして就職する人も増えているみたいだけど、自分みたいなニートでも本当にエンジニアになれるのかなぁ…?
このような悩みをお持ちの方に、本記事では答えていきます。
結論から言うと、ニートからエンジニアになることはできます。ただし、簡単ではないことも事実です。
そこで本記事では、ニート・フリーターという就職・転職市場で一般的には立場の弱い方が、いかにしてエンジニアとして就職するか、その現実的な方法を、間違えやすい転職事例も挙げながら解説していきます。
著者の経歴について
フリーランスエンジニアとして働きながら、Web周りを中心とした事業を個人でやってます。IT向けの転職エージェントとしても仕事をしている関係で、エンジニア・IT転職事情については業界の実態や裏側まで知っています。
参考までに、転職エージェントとしての経験を活かし、これまでこんな記事も書いてます↓
ネットで「エンジニア就職/転職関連の記事」を見ていると、フリーランスエンジニアとして活躍はしているけど、実際に転職経験がないエンジニアが書いている記事が結構ありまして、、
もちろん、転職事情をしっかり把握した上で書かれている記事もありますが、あまり実態に即していない面もあったりと、ちょっと心配しています。あなたがちゃんとした就職ができるよう、本記事ではありのままの実態について書いていきます。
Contents
IT未経験のニート・フリーターでもエンジニア・プログラマー転職できる理由
- エンジニアの需要が高い一方、エンジニアの数が不足しているから
理由はシンプルで、上記の通りです。
今、あらゆるものがITと繋がっていますよね。街を歩けばスマートフォンを使っている人ばかりですし、どこを見ても、至るところにITは存在します。
このように、ITを世間に普及させるために技術者(エンジニア)の力は必要不可欠ですが、問題なのは、技術者であるエンジニアの数が圧倒的に足りていないことです。
エンジニアの求人倍率について
引用:DODA 転職倍率
上記は転職の求人倍率のデータで、「IT・通信」というオレンジで囲ってあるところがエンジニアが属する項目です。
これをみると、全ての仕事の平均求人倍率が2.41倍のところ、「IT・通信」は6.41倍となっています。この6.41倍は、全ての仕事の中でも一番高い数値です。
求人倍率は1人あたりの求人数ですので、IT・通信だと、1人につき6.41社の求人があるということです。つまり、転職希望者にとっては選べる求人がたくさんある一方、企業としてはきつい状況です。
上記倍率からもわかるように、企業側としては、仕事はたくさんあるにもかかわらず、それをこなせるだけのエンジニアがいないので、とにかく人手が欲しいところです。それでも、優秀なエンジニアはどこの企業も喉から手が出るほど欲しいので、取り合いになり、結果エンジニアが確保できない企業がすごく多いんですよね。
ニート・フリーターからエンジニアになる人も増えている
そんな状況だからこそ、最近はフリーターやニートからエンジニアになっている人はすごく増えています。
例えば、僕の知り合いでも、最近ニートから50名規模のIT企業に就職した方がいます。学歴や経歴もありませんでしたが、今はIT企業で毎日働きながらスキルアップに勤しんでいますね。
このように、未経験からエンジニアになっている人は、今は本当に増えています。エンジニアへの門扉は、いまだかつてないほど開かれていると、就職の現場を身近で見ていると感じますね。
とはいえ、簡単ではない
ここまで見てきていて「あっ、自分でもエンジニアになれそう」と思うことは大切ですが、一方で勘違いしてはいけないことは、いくらフリーターやニートからエンジニアになれるとは言っても、簡単ではないということです。
日本の就職の世界ってはっきりしていまして、就職しやすさで言えば、ざっくりですが、「正社員>契約社員>アルバイトやニート・フリーター」という順序になっています。ですので、ニートやフリーターには、打ち勝たなければいけないライバルが多いんです。
ですから、「今は売り手市場みたいだし、適当に就職活動すればいけるでしょ」では、正直苦労するかなと。。あとでガックリしないよう、そこだけは事前に認識しておくべきです。
エンジニアになると得られる未来について
少し話を変えますが、最近のエンジニアは待遇が本当に恵まれています。
具体的に明かしてしまうと、実務経験をしっかり1-2年ほど積んだらフリーランスエンジニアとして独立するスキルがつき、その時点で月収50万円くらいは普通に目指せます。そこから実務経験を積んでいけば、月収80万円だって近いうちに実現できるでしょう。
加えて、20代で年収1,000万円を実現している人も、エンジニアには多いですね。しかも、学歴や経歴は本当に関係ないです。
フリーターからエンジニアになり、月収80万円達成している人も知り合いにいますし、人生逆転したいなら、エンジニアはあらゆる職種の中でも、一番可能性が高いかなと思います。
正しく行動すればエンジニアは目指せる
前述通り、ニート・フリーターからエンジニアになることは簡単ではないですが、正しい方法で行動すれば、十分目指せることは事実です。
ニートから普通に就職したら、年収1,000万円どころか、月収50万円だって実現することはかなり難しいです。
それでもエンジニアの道なら、正しく行動していけば、そういう未来は実現できます。
たとえ最初は苦労したとしても、苦労したことの何倍以上に、エンジニアを目指す価値はあると、僕はそう思います。
IT未経験のニート・フリーターからエンジニア ・プログラマーになる方法5つ
ニートからエンジニア・プログラマーになるには正しい方法があります。初心者が間違えやすい道もあったりするので、今回はニートから就職する方法を5通り挙げながら、おすすめの方法をご紹介していきます。
1. アルバイト→正社員登用
一つ目は、IT企業でアルバイトし、そのまま正社員登用として潜り込む方法です。うまくいけば良い方法ですが、ちょっと博打要素が強いので、個人的にはあまりおすすめしていません。
たとえ口約束で「正社員登用することも将来検討しているよ〜」と話していても、結局正社員登用されないまま終わることは普通にあったりします。
何より問題なのは、アルバイトとして働いていても市場価値は高まらないことです。加えて、年齢を重ねてしまい、選べる道が日に日に減ってしまうことも、この方法のデメリットですね。ということで、あまりおすすめではないです。
2. ハローワークで就職
2つ目はハローワーク経由です。昔はかなり重宝されていた方法でしたが、最近はまあダメですね。笑
今でもハローワーク経由で求人募集をかけている企業は多いですが、昔に比べれば数はかなり減りました。それに、募集している企業が良くも悪くも昔風な会社が多いので、今風のイケてるIT企業を目指したいなら、ハローワークはあまり期待できないかなと思います。
3. 一般の転職サイトで就職
3つ目は、一般の転職サイトで就職する方法です。多くの転職者が使う一般の転職サイト(リクナビNEXTやマイナビなど)を使って方法ですね。
この方法は日本では一番一般的な方法なので、勧める人も多いですが、個人的にはニートやフリーター向けではないかなと思っています。その理由は、ライバルが多いからです。
一般の転職サイトの場合、利用者のおよそ半分以上は「正社員」です。前述通り、就職市場の市場価値でいえば、正社員>ニート・フリーターなので、たとえ良い求人を見つけて応募したとしても、勝ち目が少ないんですよね。多くの場合、書類選考で落とされて終わりかなと思います。
もちろん、チャレンジすること自体は全然良いと思います。実際、フリーターやニートから就職している人はたくさんいます。
それでも、相応に険しい道ではあるので、やるなら覚悟を持って臨むべきかなと思います。
4. フリーター・ニート向けの就職サービスを使う
個人的におすすめなのは、まずはフリーター・ニート・既卒向けの就職サービスを使うことです。
特に、これまで正社員の就業経験がない20代の方は、フリーター層を対象にしたサービスを使ったほうが、ちゃんとしたアドバイスをもらえるので、納得いく就職を実現していくケースが多いです。
じゃあどんな就職サービスがおすすめかというと、界隈で一番評判が良く、就職実績もあるのは、リクルートが運営している就職Shopですね。
就職shopは従業員規模が300名以下といった企業を中心に、これまで正社員の就業経験がない20代の方をメインに就職支援を行ってくれるサービスです。気になるIT企業に関しても、求人割合としてはメーカーなどと並んでトップ3くらいに入るくらい取り扱いがあり、SEとして就職している人も実際に多くいます。
悲しい現実ですが、一般の転職サイトや転職エージェントの場合、ニートやフリーターに対する応対はそこまで親身じゃないです。彼らにとっては正社員の方がお金になりやすいので、優先度は正社員の方が高くなります。転職もビジネスですからね。。
一方、フリーターやニート向けのサービスである就職Shopであれば、ニートやフリーターだからこそ、親身に相談に乗ってくれる良さがあります。ですので、まずはじめに検討したいところですね。
就職shopは様々な業界を取り扱っているので、IT問わず、ここでいろんな選択肢を知ることで、エンジニアの道へ進む決意も固まるかと思います。まずは無料相談から始めることになるので、参加してみると良いですよ。公式サイトからすぐに予約できます。
公式サイトはこちら>>就職Shop
5. プログラミングスクール経由で就職
エンジニアとして就職できる可能性が一番高いのは、この方法ですね。
- プログラミングスキルが全くないニート
- プログラミングスキルの基礎があるニート
当然ながら、エンジニアを目指すなら、後者の方が有利です。
最近はお金がない人でも受けられる無料のプログラミングスクールが出てきています。こういったスクールを使えば、無料でプログラミングを教えてもらえ、無料で就職サポートも受けることができます。
その上、就職決定率が90%以上のスクールも多いので、エンジニアになるなら、最有力の道として検討することが良いかなと思います。
無料だと質が低いんじゃない?就職先はブラック企業なんじゃ・・?
結論、間違いです。無料スクールでも、良い企業に就職はできますよ。
もし不安であれば、無料スクールの実態を書いた【嘘】無料プログラミングスクールで就職すると必ずブラック企業に入る説についてを読んでみてください。無料であることにはちゃんとした理由があります。
おすすめのプログラミングスクールはどこ?
ニートに最も選ばれていて、かつプログラマー就職しやすいプログラミングスクールはGEEK JOBです。
GEEK JOBは上記にも書いてありますが、20代のフリーターがメインの就職支援付きプログラミングスクールです。
なんと、GEEK JOBは「プログラミング学習と就職サポート」のセットを無料で受けることができます。パソコン初心者など、敷居が低いことも、GEEK JOBが人気の理由ですね。フリーターやニートの方から選ばれ、実際に就職まで繋がっているスクールです。
なお、GEEK JOBは東京の九段下の校舎で、無料相談会を週に3回程度開催しています。なので、まずは無料相談に行ってみることが、まず最初にやるべきことです。
無料相談会の予約は、以下の公式サイトから30秒でできます。人気のスクールなので、予約はお早めに。
GEEK JOBの相談会に参加することが不安であれば
もし相談会に参加することが不安であれば、僕自身、GEEK JOBの1日体験・無料相談会に参加したレビューをGEEK JOBの1日体験に参加!感想を現役エンジニアが徹底解説【評判・口コミ】の記事で書いています。
実際にどんなことをやるかを書いていますので、相談会参加の参考にどうぞ。
他のスクールも比較したいなら
ニートのエンジニア就職であれば、GEEK JOBでで間違いないかと思いますが、他のスクールも比較したい方は、詳しくは就職・転職に強いプログラミングスクール5選【現役エンジニアが徹底比較】の記事をどうぞ。取り上げているスクールはGEEK JOB同様、無料で受講できるところがほとんどですので、お金がなくても大丈夫です。
どこもエンジニア・プログラマー就職がセットになっているスクール、かつ就職に強いスクールなので、ここから選べばIT企業に入社は現実的かなと思います。
まとめ
まとめます。
- ニートやフリーターでもエンジニア・プログラマーとして就職できる
- とはいえ、簡単ではない
- それでも、エンジニアは待遇も抜群に良いので、苦労しても目指すべき
- おすすめの方法は「就職shop」で相談しながら、「プログラミングスクール」活用を検討すること
上記の通りです。
最後に、人生はいつだってやり直しができます。30歳だって、40歳だって、60歳だって人生はいくらでもやり直しができます。もしあなたがまだ20代なら、この先何十年の人生を、自分の理想通りに生きることだって叶います。
でも、そういう未来はただボーッと待っていてはやってこないことも事実。理想の未来を手繰り寄せるのは、いつだって自分の行動だけです。人生を本気で変えたいなら、今こそ行動が必要な時だと思いますよ。
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