SIerを辞めたい、転職したいと思った時の教科書【このステップで行動しよう】

SIerを辞めたい、転職したいと思った時の教科書【このステップで行動しよう】

どうも。フリーランスエンジニアのYutoです。さて、僕はエンジニアとしては働きながら転職エージェントとしても仕事をしていますが、最近よく相談を受けるのが「SIerを辞めたい」ということです。

 

SIer自体が悪いわけではないのですが、確かに、SIerの中にはブラック企業もあります。そういう意味で、過酷な労働環境にいる方も、一定数は存在するんですよね。

 

でも、「SIerを辞めていいのかわからない」「SIerを辞めてからどのような仕事に就けるのかわからない」というような悩みもお持ちかと思います。

 

そこで本記事では、SIerを辞めたい、転職したいと思った時に考えるべきことや、行動すべきことを全部挙げていきます。IT業界に深く入り込んでいる立場からの情報なので、信頼性は高いと思っています。

 

本記事を読んで、SIerを辞めたい悩みからは卒業し、新しい未来へ一歩を踏み出しましょう。

 

SIerを辞めたい、転職したいと思う理由

僕自身が転職相談を受けている中で聞いた「SIerを辞めたい、転職したいと感じる理由」を、まずは書き連ねていきます。

 

自分の悩みと照らし合わせてみてください。

 

残業が多い、休日が少ない

残業、休日。労働環境の悩みは、話を聞いていて多かったですね。

 

特に残業については、アサインされたプロジェクトが短納期で、無理あるスケジュールだったりすると、毎日遅くまで仕事をしないといけない場合もあります。こういう悩みを持っているSEの方は、僕が聞いている限りそこそこいましたね。

 

またSIerの場合、システムトラブルの報告や問い合わせがあると、時間帯問わずに対応をしないといけなかったりしますよね。そうすると、働く時間も何かと不規則になりがちになりがちです。

 

仕事の割に給料が低い

給料の悩みも、僕はよく相談を受けました。

 

そもそもSIerは、以下の図のように「多重下請け構造」が基本です。

 

収入面でこの業界構造が特徴的なのは、二次請け、三次請けとピラミッドを下に下がるほど、給料は低くなるようになっていることです。

 

以下目安ですが、30歳時点の推定年収です。

 

IT業界 業界構造

 

このように、下にいけばいくほど、シンプルに年収が下がるんですよね。

 

まあ、普通に考えればそうですよね。上にいる方は自分たちの取り分を確保し、下に安く発注しますからね。流れるお金の総量が、下にいけば行くほど少なくなるんです。

 

そのため、特に三次請け企業にいるような方は、給料を改善したくてもなかなか改善しない。だから、転職を通じて給料をあげたいと感じる方が、僕が話を聞いている限りでは多かったですね。

 

客先常駐の働き方がきつい

中小の独立系SIerなどは、プロジェクトごとに顧客先で仕事をする「客先常駐」というワークスタイルが多いですが、この働き方自体がきつく、悩んでいる方も多かったです。

 

客先常駐だと、プロジェクトが変わるごとに、一緒に働く人自体も変わります。客先常駐の場合、その都度人間関係を作っていかないといけないので、コミュ力が低いと、それだけで精神的にきつくなったりするんですよね。

 

また、客先常駐の中には、前述したような労働環境が過酷な会社も多いです。

 

このような理由でSIerを辞めたいと思う人も、かなり多く存在しますね。メジャーな悩みの一つです。

 

 

もっと上流の工程で働きたい

SIerの中でも二次請け、三次請けにいる方は、もっと上流工程に携わりたいと思い、SIerの中での転職を希望することが多いですね。

 

  • 元請け→二次請けに仕事を発注
  • 二次請け→三次請けに仕事を発注・・

 

こんな感じで、どんどん下に仕事が降りてくる構造になっています。そのため、二次請け、三次請けだと、顧客の顔が見えづらく、やりがいを感じられないことも多いんですよね。

 

実際、僕に相談をくれる方も、「自分がやったことが、世の中にどう役立っているか感じられない・・」という悩みが多かったです。

 

もっと技術を追求したい

逆に、元請け企業にいる方などは、仕事の大半がプロジェクトの調整や管理だったりします。そのため、仕事を通じてプログラムに触れることががないんですよね。そういった環境では、当然ながら技術的な成長が見込めないため、「本当はもっと技術を磨きたいんだけどな・・」と、違う道を探す人も多くいます。

 

僕自身、この手の悩みは本当によく聞きましたね。IT業界は変化が多いです。それにもかかわらず自分の成長実感が感じられないというのは、不安も大きくなりがちなんですよね。

 

そもそもSIerはブラックなの?

結論、冒頭でも述べましたが、SIer自体はブラックではありません。

 

ですが、残念ながらブラック企業もあるんですよね。

 

SIerのブラック企業の特徴

  • スケジュールが全てタイトに設定されている
  • 残業ありきのプロジェクトが横行している

 

このように、基本的には無理強いな環境ですね。このような場所だと、時間に追われ、体力的に消耗し、転職したくなることは当たり前です。

 

僕が相談に乗った方も、まさにこんな状態のSIerで働いていた方がいましたね。

 

【朗報】SIerにも良い会社はある

とはいえ、SIerにも良い会社はあります。

 

  • 残業が少ない
  • 開発経験もしっかり積める
  • 世の中に大規模なインパクトを与える仕事ができる
  • 技術をしっかり磨ける

 

このようなメリットがあるSIerも、世の中には普通にありますよ。

 

なので、一概に「SIer=悪」と捉えるのではなく、「SIerの中でも良い企業、良くない企業は当然のごとく、両方存在する」ということを、認識しておくべきですね。

 

メーカー、商社、インターネット。どんな業界だって、全部の企業がホワイトな業界なんてありません。SIerも一歩引いてみれば、それと同じことですね。

 

いずれにしても行動は必要

いずれにしても、あなたのいる企業がブラック企業である可能性は存在します。

 

現職で違う部署に異動できるなら、「待つ」ということも、一つの手ではあります。ですが僕の経験上、待っていて報われた人は、正直数が少なかったです。

 

ですから、ダメ元で今の会社に伝えてみて、それでも現状が変わらなそうなら、行動は起こすことが必要ですね。

 

現状を変えたいと思っていても、行動を起こさないと、ずっと何も変わりませんから。厳しい世の中です。

 

SIerを辞めた後の転職先【選択肢は複数あります】

  1. 社内SEに転職する
  2. Web系に転職する
  3. SIerの別会社へ転職する(中小→大手SIerなど)
  4. 完全に異業種・異職種へ転職する

 

候補としてはこの辺りですね。それぞれ解説しますね

 

社内SEに転職する

ユーザー企業の社内SEへ転職する。この方法はかなりメジャーで、多くのSIer出身のエンジニアに選ばれています。受託開発→社内開発への道ですね。

 

SIerのSEと、社内SEは名前こそ同じSEです。ですが、働き方は大きく変わります。ユーザー企業に行くことで仕事内容は変わります。労働環境が改善されたSEの方も、僕はこれまで多く見てきました。

 

同じ仕事ではありませんが、今までの経験が無駄になるということもありません。今までやってきたことの延長線にありながら、キャリアの方向性を少し変えた方法として、個人的にはおすすめの選択肢の一つですね。

 

今までの経験を活かしながら、現状を変えたい、もっと良くしたいということであれば、一度真剣に検討することが吉です。

 

Web系に転職する

この道を選ぶ方も一定数存在します。個人的には、この道はおすすめですね。

 

僕自身、Web系のフリーランスエンジニアという立場ではありますが、ポジトーク抜きにしても、フラットにWeb系は最高です。

 

Web系のメリット

Web系人材は需要があるにも関わらず、マーケットで圧倒的に不足しています。そのため、例えばRubyを学んだフリーランスエンジニアであれば、実務経験が2年程度であっても、月収60万円〜80万円くらいは稼いでいる人も割と存在するんですよね。

 

 

その上、Web系企業は働き方に柔軟なところも多く、週3勤務や、在宅勤務といったフレキシブルで自由な働き方もしやすいです。また、Webは独立することもしやすいですから、スキルを習得すれば、そもそも会社に依存する必要もありません。

 

こんな風に、Web系には多くのメリットがあります。

 

Web系のデメリット

デメリットとしては、業界の変化が激しいので、常にキャッチアップし続ける努力が必要なことくらいでしょうか。とはいえ、変化の激しさは、技術の進化とともに、Webだけじゃなく、他のどの業界もさらに早くなっていくでしょう。

 

そういう意味で、Web系ならではのデメリットってあまりない気がしています。

 

なお、Web系とSIerの比較については、別途SIerとWeb系、どっちがおすすめか?【両者のリアルをエンジニアが徹底解説】の記事を立て、こちらで詳しく解説をしています。

 

もしWeb系転職が気になっているなら、こちらの記事を時間をとって読んでみてください。

 

 

SIerの別会社へ転職する(中小→大手SIerなど)

給料をあげたい、より上流工程に行きたいといったことが希望であれば、大手SIerに転職することで、悩みが解決した人も多く存在します。

 

最近はIT業界全体が売り手市場なので、上への転職も、以前と比べるとしやすくなりました。

 

なので、上記のような悩みを持っている方は、視野を広く持ち、この道も検討してみると良いですね。前述通り、「SIer=悪」ではありませんから。良い会社もちゃんとあります。

 

完全に異業種・異職種へ転職する

この道を選ぶ人もいます。

 

この道の場合、重要なのはあなたの年齢です。ざっくり、以下のように、年齢によって難易度は分かれますね。

 

年齢別の転職難易度

  • 20代前半:違う業種、職種でも転職しやすい
  • 20代後半:少し転職しづらくなっているが、まだ間に合う
  • 30代以上:厳しくなってくるが、待遇や条件を下げれば転職は可能

 

上記のようなイメージです。

 

なので、20代前半であれば、違う職種へと見切りをつけて転職することも一つの手です。20代前半であれば、長い人生を考えれば、ビハインドにはなりません。

 

問題は30歳前後からなので、この年代に近い方は、今すぐにでも情報収集を始めるべきです。条件を考えなければどこかには転職できると思いますが、行動が遅れれば遅れるほど、転職するにあたって犠牲にしないといけないものは増えます。年収などですね。

 

ということで、SIerを辞めたい、転職したいと思ったら、行動を起こす必要があります。その起こすべき行動を、ここからご紹介しますね。

 

SIerを辞めたい、転職したいと思った時にするべき行動【このステップでやればOKです】

  1. 転職の目的を明確にする【何を実現したい、変えたいのか?】
  2. 転職エージェントに相談する
  3. 転職活動をする→転職へ!

 

結論、上記のステップです。この通りに実行していけば、失敗しない転職が実現できるかと思います。

 

1. 転職の目的を明確にする【何を実現したい、変えたいのか?】

今一度、あなたがSIerを辞めたい理由、転職したい理由を、考えてみてください。

 

なぜかというと、目的によって、前述したどの転職先に進むべきか、変わってくるからです。

 

例えば、給料を上げたいだけなら、SIerを辞めずとも、上流のSIer企業へいけば、解決することができます。客先常駐自体を変えたいなら、社内SEになることで、解決することができます。

 

このように、悩みや実現したいことに対して、ブレずに転職活動をするためには、「転職の目的」は絶対に設定しておく必要があります。

 

転職の目的がフワッとしてると、失敗リスクが高まる

僕自身、多くの転職者を見てきましたが、目的があやふやのまま転職してしまうと、「あれ?なんでこの会社に転職したんだっけ・・・思っていたのと違う・・」という状態になっていた人も多くいました。それだと、せっかく転職した意味がないですよね。

 

優先順位までつけておこう

だからこそ、繰り返すになりますが、転職の目的、転職で実現したいことは、可能な限り「優先順位」までつけて、決めておくべきです。

 

そうすることで、失敗しない転職が実現できますよ。

 

2. 転職エージェントに相談する

転職で実現したいことを考えながら、並行して転職エージェントの登録に進みましょう。

 

転職エージェントの仕組み

転職サイトと転職エージェントの仕組み

 

上記が転職エージェントの仕組みです。企業とあなたの間に入って、転職で必要なことを全部やってくれる存在だと思ってもらえれば大丈夫です。

 

転職エージェントを使うメリットは、無料で上記のサポートを全部やってくれることですね。転職エージェントは、あなたの採用が決まったタイミングで、企業側から報酬として紹介料をもらいます。

 

この紹介料がだいたい決定年収の30〜35%くらいです。なので、仮に年収450万円で転職が決まったら、エージェントは150万円くらいの収入が入るんですよね。かなり多いですよね。

 

なので、利用するあなたは無料で使えます。転職エージェントは、入社後数ヶ月以内に入社者が辞めてしまったら、この紹介料の一部を返金するようなルールを設けているので、入社後もあなたがギャップなく働けるよう、キャリア相談にもしっかり乗ってくれますし、自分に合った求人紹介もしてくれます。

 

要は利害関係が一致しているということですね。あなたが良い転職ができれば、転職エージェントとしてもHAPPYなわけです。

 

転職することをまだ決めてなくても、転職エージェントは使っておこう

勘違いされがちですが、転職エージェントの利用は、転職することを決めていなくても大丈夫です。

 

だからこそ、無料ということも含めて、転職エージェントは転職することを決める前段階から、情報収集も兼ねて、徹底的に使い倒すべきですね。

 

転職エージェントの賢い利用方法については、転職エージェントの賢い使い方をプロが解説【成功を手繰り寄せる秘訣】の記事で解説しています。こちらを参考にすることで、転職成功は近づくかと思います。

 

 

おすすめの転職エージェント

結論、レバテックキャリアがおすすめです。

 

 

レバテックキャリアはIT・Web領域に特化している転職エージェントでして、IT・Web転職であれば、個人的にも最も信頼している転職エージェントです。

 

エンジニア・プログラマーの転職であれば、まずはレバテックキャリアに相談してみて、もし仮に合わなければ、そこで他の転職エージェントを利用すればOKです。

 

業界特化していない総合型転職エージェントだと、ITの用語を話しても通じないコンサルタントが一定数存在します。ですが、レバテックキャリアの場合、ITを理解したコンサルタントばかりなので、話もスムーズに進みやすいです。無駄がなくて良いですね。

 

ということで、まずはレバテックキャリアに登録だけしておくと良いです。登録は30秒くらいでサクッとできてしまいますので。登録すると、コンサルタントから面談依頼が入ります。そこであなたが悩んでいること、全部そのまま打ち明けましょう。

 

なお、もしレバテックキャリアに相談して良い求人がなければ、その他のおすすめ転職エージェントは、【IT転職】転職で本当に役立った転職サイトと転職エージェント【30社以上の中から厳選】でまとめています。こちらも参考に、転職活動を始めて見ましょう。

 

 

3. 転職活動をする→転職へ!

転職エージェントに相談をしたら、あなたの転職目的に合った求人を紹介してくれます。良い求人があり、意思が固まれば、そこで始めて面接を受けていきましょう。

 

「面接自信ないなぁ・・・」と不安に思うかもしれません。ですが、最近のIT業界は人手不足が深刻化しており、面接が苦手であっても受かりやすいので、安心して臨んでください。

 

特に前述したレバテックキャリアは、面接対策もきっちりやってくれます。面接が苦手な方でも転職に成功しているので、良い会社にきっと転職できますよ。

 

SIerを辞めたい、転職したいなら、行動すればOK

まとめます。

 

  • SIer=悪ではない。SIerの中でも良い企業、良くない企業はある
  • 転職目的を整理した上で、次の道を探すべき

 

上記の通りです。

 

幸い、いまはIT業界全体が売り手市場です。そのため、今までだと転職できなかった1ランク、2ランク上の企業にも、転職することが可能なんですよね。

 

とはいえ、この状況がいつまで続くかはわかりません。景気が悪くなれば、真っ先に削られるのは採用費ですからね。

 

そうなってしまうと、いまの場所から抜け出すことはできたとしても、今より良い条件の会社に行くことはできなくなる可能性が高いです。

 

だからこそ、このチャンスは逃さないように、行動を起こすことが吉ですね。

 

まずは転職目的を整理し、レバテックキャリアに相談へ行ってみることが第一歩です。明るい未来が訪れることを祈っています!

 

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