どうも。Web系フリーランスエンジニアのYutoです。
さて、最近はWebエンジニア・Webプログラマーの自由な働き方が認知されてきたからか、特に20〜30代で、Webエンジニアになりたい人が急増しています。
最近のフリーランスWebエンジニア・プログラマーは年収1,000万くらい稼ぐ人も増えているくらいですし、注目を浴びることは無理もないかなと思います。
そして実際に、完全未経験からWebプログラマーになることを実現した人も、同時に急増しています。
最近はIT業界やWeb業界が売り手市場ということもあり、現役エンジニアがおすすめするプログラミングスクール5社【徹底比較】で紹介しているようなプログラミングスクールを使えば、学歴や経歴感覚なしに、Web系エンジニアになることができるんですよね。
さて、そこで一つ気になることといえば、「Webエンジニア・プログラマーになるなら、どのプログラミング言語を学べばいいのか?」ということ。
そこで今回は、Webエンジニア・Webプログラマーになるためのおすすめ言語について、現役フリーランスエンジニアの僕が解説していきます。
僕の経歴
フリーランスエンジニアとして仕事をしながら、並行して転職エージェントやWeb関連の事業をやっています。IT業界、特にWeb業界には長いこといる立場ですね。
Webエンジニアや業界のリアルも知っていますから、Webエンジニアのおすすめ言語含め、就職や転職事情についても、実体験も交えながら解説していきますね。
Contents
Web系プログラミングで使われる言語【Webエンジニアの言語】
まずはWebプログラミングで用いられる言語にどのようなものがあるか、見ていきましょう。
Web系のプログラミングでは、以下の言語がメジャーなものです。
- Ruby
- PHP
- Python
- Java
それぞれ初心者でもわかるよう、簡単に特徴や作れるWebアプリを解説していきますね!
Ruby
Rubyは日本生まれのプログラミング言語です。オブジェクト志向型のスクリプト言語という部類です。
Rubyの特徴は、何と言っても「初心者でも始めやすい言語」であること。Rubyには「Ruby On Rails」というフレームワークがあるので、初心者でも素早く、プログラミングをすることができるのが、Rubyの特徴です。
Rubyはスピード感を持ってサービス開発ができる言語なので、急速に成長するWebベンチャーなどで好んで使われています。もちろん、大手企業も多く使ってますね。いま一番勢いがある言語といっても過言ではないです。
- Rubyで作られている代表的なWebアプリ:「クックパッド」「食べログ」「Twitter」など
PHP
PHPはWeb開発案件の中でもトップクラスに需要が高く、Webサービスの定番言語の一つですね。
PHPもRuby同様、初心者でも始めやすい言語です。また、こちらも短期間でWebサービス開発ができる言語のため、多くのWeb企業がこぞって利用しています。
- PHPで作られている代表的なWebアプリ:「Facebook」「Wikipedia」など
Python
Pythonは人工知能や情報分析といった高度な技術に使うことができる、将来性の高い言語です。
特徴としては、Pythonなエンジニア自体の数がまだまだ日本にはいないことです。にも関わらず需要は高い言語なので、習得すれば、需要はかなりあります。
- Pythonで作られている代表的なWebアプリ:「Youtube」「Instagram」「Pinterest」など
Java
Javaは、数あるプログラミング言語の中でも、案件数が圧倒的に多いプログラミング言語です。
Javaの特徴は、大規模なシステム開発によく用いられる言語ということです。そのあたりはPHPと対称的ですね。PHPは小回りが利きやすいので、小規模のWebサービスでも多く使われます。
Javaは正社員求人も多いです。大規模なプロジェクトに関わりたい、大手に正社員として入社したい、そういう方におすすめです。
- Javaで作られている代表的なWebアプリ:「Twitter」「Evernote」など
WebエンジニアやWebプログラマーになるなら「Ruby」と「PHP」がおすすめ
上記の通りで、未経験からWebエンジニア、Webプログラマーを目指すなら「Ruby」と「PHP」がおすすめです。
理由を解説していきますね。
RubyとPHPがおすすめな理由
一言で言えば、「初心者でも学びやすく、かつ需要が高い言語だから」です。
RubyとPHPは初心者向きの言語
前述通り、RubyとPHPはプログラミング言語の中でも易しめで、初心者向きの言語だからです。
プログラミングは途中で挫折する人が多いです。ですから、最初は挫折しないように、まずは易しめの言語でプログラミングに慣れることが、プログラミング習得のコツなんですよね。
その点RubyやPHPは、他の言語と比較すると難しくありません。なので、初心者でも無理なく、習得を目指していけます。
RubyとPHPは需要も右肩上がり中
加えて、PHPとRubyは需要が高く、しかもその需要は増加傾向だからです。
百聞は一見にしかず、実際に、世の中にどれくらいの案件数があるか見てみましょう。
フリーランスエンジニア向け求人サイトレバテックフリーランスの案件数を調べてみたところ(2020年1月時点)、各言語の案件数は以下の通りでした。
- Ruby:89件/1,216件
- PHP:160件/1,216件
- Python:72件/1,216件
- Java:230件/1,216件
JavaとPHPがトップで、その後にRubyが続いている状態です。
JavaとPHPは需要の高い言語のツートップとして有名です。この2言語と比較すると、Rubyはまだ案件数としては少ないですね。
ただ、Rubyは近年急速に需要も伸ばしてきており、今後需要はさらに拡大していくことが予想されています。なので、Rubyも需要が底堅い言語といえますね。
案件数の多いJavaはどうなの?
これだけ見ると、「Javaも良いんじゃない?」と思うかもしれませんが、もちろんJavaもおすすめです。
ただ、Web系としてはやはりRubyやPHPの方が適しています。
そもそもJava案件だと、在宅案件(リモートワーク)ができる仕事が少ないので、自由なフリーランスエンジニア になるなら、ベストなチョイスではないですね。この辺りの説明は、【結論】自由なフリーランスエンジニアになるためのおすすめ言語で書いています。
僕は「Ruby」を選んだ
参考までに、僕は「Ruby」を最初の言語として選びました。
結果として正解でしたよ。前述通り、初心者だった僕でも短期間でスキルを習得し、エンジニア になることができました。今は在宅でリモートワークをしたり、週3勤務をしたり、その上収入も以前と比較して倍以上になっています。
個人的には迷ったら「Ruby」で良いと思っています。
それに、プログラミングはどれか一つの言語を習得すれば、次の言語を学ぶ際は、最初より時間はかからないですから。
Rubyをやってみて、次にPHPをやってみる。あるいはPHPから始めて、次にRubyをやってみる。どちらでもOKです。
WebエンジニアやWebプログラマーになるなら「プログラミングスクール」がおすすめ
結論、RubyやPHPを学ぶなら、プログラミングスクールを利用しましょう。
独学でWebエンジニアになるのは難しい
というのも上記の通りで、独学でWebエンジニアになることはかなり難しいからです。
独学は挫折する人が大半です。実際、独学している人の約90%は挫折しているという話もあります。
そもそも未経験から何の後ろ盾もない状態で、Webプログラマーとして就職・転職・独立することは難しいんですよね。
その点プログラミングスクールは、就職や転職、独立のノウハウはもちろん、IT企業とのコネクションも持っています。ですから、就職や転職、独立は、圧倒的にプログラミングスクール経由の方が実現しやすいんですよね。
ということで、Webエンジニアになるならプログラミングスクールを利用することがおすすめです。
なお、独学と就職の関係については、Webプログラマーに独学で就職することは現実的に可能なのか?【プロが解説】の記事で書いているので、もし迷うなら、こちらも参考にしながら、スクール受講を決めましょう。
RubyとPHPが学べるプログラミングスクール
一応、RubyとPHPそれぞれが学べるおすすめプログラミングスクールは以下でまとめています。
Rubyが学べるプログラミングスクール↓
PHPが学べるプログラミングスクール↓
上記の通りです。
プログラミングスクールは当たり外れがあるので、しっかり吟味したいところですね。上記はいずれもエンジニア目線で本当におすすめできるところに絞っているので、上記記事を参考にすれば、スクール選びの手間はかなり省けるかと思います。
最終的には、上記の中から2-3社無料相談や無料体験をやってみて、自分に合うスクールを選ぶことが大切です。
こういったプログラミングスクールを使えば、未経験からでも数ヶ月でWebエンジニアになることは十分現実的です。そこで実務経験を1-2年ほど積めば、Web系のフリーランスエンジニアとして独立も現実的です。
Web系フリーランスエンジニアなら年収1,000万円やリモートワーク、週3勤務で年収500万円といった生活を実現することもできます。
まとめ
- Webエンジニア・プログラマーになるなら「Ruby」「PHP」がおすすめ
- Webエンジニア・プログラマーになるならプログラミングスクールを活用しよう
まとめると、上記の通りです。
前述通り、プログラミングスクールを使えば、完全未経験からでも、数ヶ月でWebエンジニアになることは可能です。そこで実務経験を1-2年ほど積めば、Web系のフリーランスエンジニアとして独立することもまた、現実的です。
Web系フリーランスエンジニアであれば、がっつり稼ぎたいときは月単価80万円以上の案件を請けることもできますし、ゆっくり過ごしたいときは、リモートワークや週3勤務で年収500万円といった仕事を請けることもできます。
本当に、プログラミングができる人にとっては良い時代になりましたね。
そんな未来も、まずはプログラミングを学ぶことから。
Web業界は平均年齢も若く、特に20代は優遇されます。
ですから、Webエンジニアになることを真剣に検討しているなら、まずは行動を起こすことが必要ですね。
Rubyが学べるプログラミングスクール
PHPが学べるプログラミングスクール
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